エイミーは泣く

正直ただの雑記

ねじれたLOVEと毒のPOP

最近、売れたいって思わなくなった。

ただ好きな子と結婚できるくらいバンドやって稼ぎたいと思うようにはなった。そっちの方が難しいって。

「まだ結婚はちょっと...」ってやつより、「できたら結婚しようか」って言いたい。

よくわかんね。

 

まずできたのがTwistedだった。

 

曲作りを本格化させて早二週間。

上京してから弾き語り用の曲も、ボツにした曲も、周りからクソだと言われた曲も含めたら多分大げさなことではなくて100曲いってると思う。

 

その中から自信を持って送り出せる曲たちを拾い上げて、ライブに備えて研ぎ澄ましている。

 

高校生の頃組んでいて結局何もできずに空中分解したバンド

こっぴどく浮気されて振られた女

別の男と結婚した世界で一番好きだったあの子

孤独感

憎しみ

西日

師走の冷たい雨

川沿いのタイルに吐いたゲロ

ストレスでできた背中のまだら模様

それを見過ごして振り返って悔やんだ人形町

日々を愛せと説く金髪

悔しくて泣いた池袋

 

それら全てを潰してサラサラにして、筆でなでつけて曲にする。

汚くざらつくD2の歪みをハーモニクスで包んで、弱々しい、とか、女みたいだ、とか言われる声を無理に絞って叫んで、っていうのが早くやりたいのだ。

 

思えば十代の頃もずっと苦しかった。

僕は十代の子が、いつか逃げ込めるような世界を、音楽で作れたら、嬉しいことだと思う。売れたい、とか、音楽で食う、とか、それ以前に。目標じゃない、絶対にやることだ。

音楽では世界は変わらないと、大好きなバンドのボーカルがよく言う。し、たかがバンドマンが何ができるであろうか。

ただ、逃げ込めるシェルターを作るのは、思いの外誰だってできる。

売れたいんじゃなかったんだと最近気づいた。

僕にはこれくらいしか残ってないけど、これくらいでもなんとかできるって教えてあげたいだけだ。よくわかんね。

 

Nirvanaみたいになりたい。

あの頃のあの国で、何人の人が彼らに逃げ込んだだろうか。

 

Escapeという曲を作りながら。