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エイミーは泣く

自分語りばかりがたたり CRYAMYのボーカルの日記兼雑記

昔の話と12/17と今の話

俺の地元はクソ田舎だったので、ツアーで回ってきたバンドの数合わせに地元のライブハウスで活動していた高校生の俺のバンドでも駆り出されていた。

 

一度、俺が音源でよく聞いていた、個人的に好きだったバンドがツアーでやってきて、俺らは数合わせで出ることになった。

俺は息巻いていたし、すごく相手にライバル意識を持って、スタジオの時も楽屋でも、頑張ろうな!みたいなことを言ってたきがする。

俺らはメンバーのプライドが強いバンドだった。

恥ずかしげもなくいうなら、ドラムはジャズの部門で子供の頃から全国大会とかに出まくってたバカみたいに上手い奴だったし、ギターはガキの頃からやってたし片田舎なのにもかかわらず、有名人だった。バンドには声かけないレーベルのおっさん達が声かけてるぐらい有名だった。

 

「お前、勝手にライバル意識持ってるけど、相手にされてねぇよ、わかってんの?」

 

ドラムの奴が俺に言った言葉。当時17歳、恐れを知らぬ無垢な年頃。先輩の解散LIVE企画に出た際、MCで「まぁダサかったし解散して当たり前でしょ」といい、打ち上げでボコボコにされるような。

マジでキレる俺。ライブ前なのに人間を強打。

ライブは仕返しのつもりか走るドラム、タバコをケチっていたので持久力や肺活量に自信のある俺の声、おぼつかない俺のベース、楽屋で再びつかみ合いの喧嘩になる俺ら。

 

まぁわかる。相手にされるもんか。でも、それぐらいの気持ちで望んでいたのだから事実だろうと見過ごせなかった。

 

終演後、その好きだったバンドが、俺らのライブの後、俺のMCのモノマネをしてバカにしていたらしい。

打ち上げで「30目前なのにまだこんな小さい箱にくるんですね、恥ずかしくないの?」と嫌味を言うしか俺にはできなかった。17歳。

 

信じてもらいたかったなぁ、俺のことを。多分、俺の曲とかに少しでも可能性とか感じてくれてたら、きっとあんなセリフは出てこなかったんだろうなぁ。

 

思えば、曲を作ってきても、全部に「いいんじゃない?」と返答するような奴らだったし、俺はたいして信頼もされてなかったんだと思っていた。

 

12/17、スタジオ。

現メンバーでベース無しでとりあえずドラムと曲の展開を話し合おう、と集合。

 

ドラムをやってくれてる人はすごい熱心な人だ。バンバン俺の持ってきた曲にもダメ出ししてくれるし。やる気も、俺が知る限りだと赤塚の次にすごいと思う。

素直にありがたいし、好きなタイプだ。

 

が、開始早々、俺の伝え方が甘かったりとか、やり方の問題やらで衝突。

結構イライラした感じで、俺も徹夜明けだったり、自分的には昔よりも結構メンバーの意見を聞くようにしていたつもりだったから「これ以上何もできんわ」と俺も半ギレ。

途中で「こーいう感じにできないですか?」と伝えたら「あーあのバンドみたいに?」みたいな返答が来て、前にLINEで「俺もあのバンドに負けないくらいの曲かけるわ」って言った時「いやまず相手されてないでしょ」って言われたのフラッシュバックしてもうそこから「いきまーす」以外言語を発さなかった。矮小。

 

まぁそんなわけで、スタジオを出た後、イライラしてたのもあって投げやりに「じゃあもう全部打ち込みで作ってきます」といい、若干険悪な感じで解散。

 

amazonでソフトを探したり機材を調べるも高くて吐きそうになる。家賃払えないって。

 

そういうわけで、約二年ぶりに前のバンドのドラマーに連絡。現在は旧帝大とかいういいところ言っておきながら、俺は小説家になる、とか言って、就活しないぜ、とか言って、アホ。ドラムは相変わらずうまいらしい。

 

ドラムにどうやったらうまいこと伝わるのかわからん、と相談したら結構怒られた。

「全部打ち込みでやるならバンドなんかやめちまえ」とか、「ドラムに任せるところ任せないからダメなんだ」などなど。

昔こいつと一緒に曲作ったな、とか、あのライブは盛り上がったな、とか、いろんなことを思い出した。

 

「そうちゃん、懐かしいな、楽屋で喧嘩したな」

「あったね」

そういえば、と切り出された。

「お前のことバカにしてたあのバンド、解散したな」

よく覚えてたなぁ、と感心。

「確かにお前のMCクソつまらんけど曲は俺らの方がカッコよかったよな。メロディとか」

意外だった。

「お前さ、やる気なかったし、俺の曲嫌いだと思ってたよ」

と笑うと

「好きだから三年死に物狂いでできたんじゃないの?俺たち」

 

後で聞いたんだけど、俺のことバカにされてたのを聞いて、一番怒っていたのは彼だったらしい。というのは店長から聞いていたけど、高校生の俺には素直にお礼は言えなかった。

余計なことはいくらでも言えるのに、肝心なことは何一つ言えない俗物にふさわしいトラディショナルダメ人間の俺は、三年ごしにありがとう、と素直に言えた。

 

その後電話にて話し合い。

ドラムに関しては、大きくはお任せして、細かいところや要望は俺が伝えたり、質問にはなるべく詳しく回答する、といった方針になった。家賃は払えそう。

あっちがすごく対応が丁寧だったので多分俺のイライラが全面的に原因だと思う。ブログ見たら本当に俺怒ってないし、むしろありがたく思ってることだけはちゃんとわかってて欲しいっす。うす。

 

現行メンバーは、おそらくまだ俺の曲には満足いってないだろう(と感じるところが節々に感じられる)し、同時に舵は俺しか取れない、といった状態だ。

けど、やる気は一番あるし、なんとかしよう、との動きも一番活発。

常に目線は「メンバーに応えたい」のただそれだけ。

言い訳も逃げることもできない。

 

「こいつ曲かけるし」ってよりは「こいつの曲いいから」って言って欲しい。それだけだ。今は。

 

好きな子に彼氏はいるし、最近全然記憶がない夜が多いけど、まぁ、やることやってしまいたい。

 

あのバンドは解散。キャパ800くらいのバンドだった。

 

あいつらのせい、ではないけど、MCはしなくなった。話がつまらないから。

 

友達も全然いねぇ。俺が「つまんねぇよ死ねや」って言われてる気分だ。

強いて言えば伊藤さんが優しかったり、Mちゃんが会うたびにいやらしい行為を提案してきて悪い気がしなかったり、リョウさんが飯おごってくれる。たけしとは予定が合わない。金がある時はひとみちゃんを指名する。飯は最近断られる頻度が増えた。

 

マジで相手されてねぇよな。好きな子には彼氏がいる。金はない。

でも俺は天才。そう思わんとやっていけん、ってのもあるけど、やるしかない。全員ぶん殴ってやるわ、イヤホンから。

 

ハァ〜好きな女と結婚したい、し、学校行きたくないなぁって思ってる全国の高校生に「いかんくてもなんとかなるぞ」って言ってやりたいし、差し伸べられる手が届くくらいの人間になりてェ、なるけど。

あと、あいつらより、いい曲を書いてたよって言ってくれた彼に、最大級の恩返しがしたい。

 

昨日はずっとくにおくんやってた、以上。