エイミーは泣く

正直ただの雑記

人生へファイナルフラッシュ

インフルエンザになった。

 

正直、俺は高校一年生以来、まともな風邪をひいたことがなく、完全に過信していた、自分の体が鋼でできてるんじゃねぇ?とか、寄生獣の主人公みたいなことを思っていた。

 

そしたら秋口に食中毒になり、冬には肺炎とインフルエンザを併発、きわめつけは先日、別種のインフルエンザと高熱に伴って生まれつきの持病である右耳の難聴が再発した。

 

めんたま飛び出るぐらいの頭痛がきついのもあったが、また耳が聞こえなくなったのが萎えた。

 

小さい頃一回重病にかかって入院したことがあって、そのせいで右耳は昔から詰まったような感じで聞こえづらい状態なんだけど、熱のせいで悪化したのか、今では明らかに聴力が落ちた。

作曲に支障は出てないからいいんだけど、何かと不便だよねこれ。

補聴器買おうかな。

 

熱にうなされながら在宅の仕事をこなしたり、知り合い数名に「暇してるギタリストいませんか〜?」なんて問い合わせをしていたんだけど、「見つからへんな〜」などと返事が返ってきて萎えたり。

 

バイトのシフトもほぼ入れず、貯金で生活中の惨めな俺。

たまのライブは引き語りの惨めな俺。

友達からは「お前金ないじゃん」と飲み会にも誘われなくなった俺。

いいところ一つもねぇ俺。

 

つくづく俺は3歩進んでいい気になって、突き放されて4歩は下がってを繰り返してるわ。

いつか地獄にでも落ちるのかな。

 

曲作りに関しても悩むことが多い。

マジでこの方向性でいいのか、とか、行くにしても、いかにして聴かせるに値するものにするか、もっと細かいこと言えばリフトコード進行と展開とリズムとテンポとベースラインとあああ!!!

 

POPさとカウンターカルチャーとしての役割の折中点とか。

 

そもそもリードが見つからなければ3人で終わりまで走らないといけない。

技術的なこともまぁまぁ胸には突っかかる。主に俺。

 

そんなわけでうなされる俺。

薬が大して効かなかったのもあって、ブルブル震えながら布団にくるまる。

頭が痛くて意識が朦朧としていたのか、不思議な夢を見た。

まぁバンドやってたんだけどね。

苦難の道のりが続くマンだった俺たちは。

なんか知らんが俺は口の中血まみれだった。

マジで地獄落ちとんな。

 

夢のせいで気分も悪くなり、便所でゲロッてポカリ片手に便座に座る。

ふと、なぜか便所の床に転げ落ちていた、俺が大事に持っているジッドの「狭き門」を拾って読む。

回らない頭で読んでみて、ふとぼそりと出た言葉は「あぁ死ぬつもりでやるって誰でも簡単に言えるじゃん」ってことだった。

 

本当に何かを成し遂げたかったら、それを成し遂げた時、本当に死ななくちゃな。

本当に死ぬ運命に乗っかって初めてロックでしょうよ。

本当に波紋残してこそパンクでしょうよ。

 

革ジャン着てロックなもんか、モヒカンでパンクなもんかよ。

あんなダサいおっさんたちと一緒にしないでくれ。

 

なぁレンタロウよ。

 

お前は成し遂げて死ねよ。

 

じゃないと、一番大事なこと、お前がバンド始める前に言ってた「楽しくないと一番ダメ」って感じになるぞ。

 

死なないと、楽しくないからな。

 

熱も引き、完全に熱を殺すために、翌日はポカリ片手にサウナへゴー。

ウコンの力リポビタンDのちゃんぽんが効いたのか、はたまたねれずに飲んだ昨日の焼酎が良かったのか、俺はサウナで回復ポットから出たての悟空のように元気になった。

 

完治したら曲を作らないといけないな。