エイミーは泣く

自分語りばかりがたたり CRYAMYのボーカルの日記兼雑記

We have to show you our way

というタイトルで高校時代書いた曲がある。

 

歌詞に意味を持たせるのが苦手(というか実体験を落とし込むのがどうにも安っぽく感じてしまう人間なので)な俺は、高校時代に描いてた歌詞は全部めちゃくちゃ。

ひどいと文法めちゃくちゃ、歌詞の内容も俺んちのキッチンでカレーライス作って、その後すぐに札幌から空港に行ってアラスカにジェット機で向かってお前に「大嫌いだ」って伝えに行くぜ〜とかね。

俺札幌行ったことねぇよ。

 

対して人気のないバンドだったのだけれど、解散ライブには身内が大半とはいえ70人集まった。

そこで最後に歌った曲であったのだけれど、皮肉にもタイトルの「俺たちは道を示さないといけない」と言いつつ空中分解。

 

俺は俺で道を示そう!と頑張ったものの、また失敗。

で、結局元鞘に戻るダメな男のように再び沼に足を突っ込み、大学を辞め、今や腰付近まで沼が来てる。

20歳、希望もクソもない、大爆笑だわほんとよ。

 

まぁなぜ急に昔の話をしだしたか、というと、ね。

 

駅前で通ってた大学の友達とすれ違い、完全にシカトをコかれてガチギレしながら家に帰った俺はムカつきながら本棚をあさった。

友達の置いていった昔のロッキンオンジャパンを発見して、尾崎世界観のインタビュー見てた。

ふとページを進めると、サカナクションの山口氏のインタビューもあった。

俺はどちらかというとサカナクションのあんまりポップじゃない曲が好きで、新宝島よりは三日月サンセットの人だった。

髪型も三日月サンセット時代の方が好きだよ山口さんよ、今完全に純だぜ。

 

まぁそんなわけで、「あんな独創的な曲作るもんだから俺には関係ないとか思ってたけど、見てみよう」と読み進めると、まぁしっかりしてる。

なんだ、最近のバンドマンはしっかりしてないといけないのか?悪かったな定職にもつかずに。

 

読んでいくと、彼はこんなことを言っていた。うろ覚えだけど。

「バンドを始めてメンバーを巻き込んで、そのメンバーが今、こうしてバンドの人気が出て、結婚や出産といった個人の幸せを実現できていることができて本当に嬉しい」

 

エクスカリバーで頭ぶん殴られた気分だった。

もういっちゃえば19の夏、名古屋市に元カノの結婚式行って、新幹線の改札くぐった後届いたあいつからの長文メール見た時くらいに痙攣した、手が。

 

そうだよなぁ、俺に関わる以上そういうことだ。

最悪の場合何もかも諦めなくてはならんわけだよ。

プレッシャーで手が震えたわけではない、死ぬほど後悔したので震えたわけではない。

二人とも賢い。

そういうのも加味した上での選択なんだろうと思うと、手が震えた。のである。

 

赤塚はよく「俺はお前がいなかったら死んでた」と笑って言っていた。

だからお前について行くぜーとか柄にもなく真面目に言っていた。

おいおいお前は俺が認めるほど天才で俺にベットせずとも人生を謳歌できるだろう、なのにどうしてだどうして俺みたいなのに!?とかさ。思うわけよ。

 

大森さんも大森さんで「頑張ろうな」とよくケツをひっぱたいてくれる。

口じゃ俺のことは絶対褒めないし、人生かけて!とか(多分俺がそういうことを言う奴が嫌いなのを知ってるから)言わないし。

ただ彼も俺と一緒にバンドを守るんだ、と真剣になってくれてる。

 

曲を書くのは俺。

一度失敗してるから知ってる、甘い世界じゃない。

頭を絞って、体を痛めつけて、それで運が伴ってようやく、の次元。

 

山口氏は見事に守りきったわけだ、バンドじゃなくてメンバーの人生を守ったわけ。

それがすごくカッコよくて、同時に俺は巻き込んだことが申し訳なくて、だが、俺もこうなりたい、こうならんといかんと思ったら手が痙攣してた。

 

ベッドの上で頭上に掲げて読んでいたロッキンオンジャパンを落っことして鼻っ柱に激突させるまでの数秒間でこのようなことを一瞬にして思っていた。

 

中学時代も高校時代も毎日「ア〜〜〜しにて〜〜〜〜〜」と思いながら生きていた。

友達もいたはいたがそんなところまで踏み込んで俺を助けてくれる人じゃなかった。

女遊び、というかセックスも学生の頃一生分やったんじゃないかくらいやったけども、相変わらず死にたかった。

申し訳ないけどクラスの俺以外全員童貞だったしスゲェ見下してた、ごめん。

文章に起こすにはあまりに陳腐な不幸だし自慢できるほど絶望的ではないが、それでも俺にとっては絶望だった。ゼッツボォーウ!

 

今だってできることなら「はい!れんちゃん、高校生の時ヤった女がエイズでした!もう、死にます!」とかだったら「オッケー、死ぬ死ぬ、死ぬけどちょっとまって、バンドもうちょい売れてから死なせて!」ってなるんだけどさ。

 

ただもう俺だけのものじゃないよ俺は。

俺は君たちのものであって俺の幸せは君たちの幸せでしょう。

うーんなんちゅーかそういうことだ。

死ぬほど売れるから任せろってことだ。

子供でもなんでも、産め。

死ぬほど稼ぐぞ。

死ぬほど楽しくなろう。

 

今は死ぬほど楽しくないけど、これからだろ俺たちは、俺は。

俺の才能はこんなもんじゃないでしょ。

根拠のない自信を日記に書き込んではい、おしまいじゃないよ、俺は俺を見せつけて幸せにして幸せになって「はぁ〜〜〜〜死ぬのコエェ〜〜〜〜失いたくねぇフィーリンギンマイハァーーーーーー!!」とか言いながら死にてぇなぁ。

 

We hahe to show you our way to take us to the place

 

ってやつよ、わかる?

ワカンねぇか。