エイミーは泣く

正直ただの雑記

8/20

夏も終盤だというのに俺はバイトだった。

 

まぁまぁしんどいバイトを終えて、今度は昼に仕込みがあるので仮眠をとった。

普段は店長とドラクエを進めるのだが、今日は疲れや直近のライブでイラつくことが多々あり、俺も終始不機嫌だったのを察してか二人で畳の部屋で雑魚寝した。

 

あんまりねれずにすぐ起きてしまい、仕方なく曲を作ろう!とギターをチョロチョロと弾いて、ついでに今度の熊本での弾き語りのセットリストを考えた。

面白いものでバンドで曲にしたのは10曲にも満たないのにどれを選ぶか迷うほど歌とギターのみだったら曲がたくさんある(たまに曲がたくさんあるのに完成しないからイライラする。今度初音ミクをもらうのでVOCALOIDにでも歌わせてみよう)もので、一人でうんうんいいながら選んだ、ついでに二曲できた。

 

二人で起き出して仕込みを開始。

俺は新大久保に買い出しに行き、歌舞伎町からトロトロ向かっていた。

道中、俺は枯葉を蝉の死体だと見間違えて、踏んづけないように避けたらつまづいてよろけた。

みじめなもので、体勢を立て直して見上げた空はコンクリートの棒であまり綺麗には感じなかったし、なんなら雨が降りそうで腹が立った。

 

座り込んだ若い女がでかい声でよくわからないことをしゃべっている。

俺は些細なことにイラつく性分だけど、イラついている時はそんな性分が余計にひどくなり、女がただ会話しているという状況にも腹がたつようだ、根本的に女を見下しているのかもしれない、すぐ浮気するし。

 

仕込みを夕方ごろ終えて、スタジオに一人で入る予定が、仲のいいバンド友達(と言っても性格が悪くメンバーがいない、しかもドラム、もうおしまいだと思う)から連絡があったので、急遽二人で入ることに。

 

俺は前々から16ビートのクソポストパンクな曲が作りたかったので、二時間の時間をフルに使い、そいつに16ビートを刻ませた、なかなかいい曲ができたがギター一本のデモで果たして伝わるかは微妙だし、没にされたらやだなとも思う。

途中「この曲、サビの部分丸々省いて3ぷん弱の曲にしたらカッコいいんじゃない?」と言われた。

サビを切るというのはなかなか革新的だったが、なんだかうまくいった。

歌詞も散文だし、メッセージ性もない、あるのは退廃的な感情だけだし、いいかと。

 

その後は二人して飯をさっさと食べ、俺は家に帰って爆睡した。

しかし睡眠薬を飲み忘れたせいで三時間ほどで目が覚め、先ほどまでボケーっとして、くだんの16ビートの曲のdemoをとったところ、今から送る。

 

「常にイライラしてるよね」と言われるが、残念ながら俺は出会う人間の90パーセントが大嫌いだし、しゃべりたくもないし、見下しているくらい。

ライブハウス大好き!とがゴミみたいなバンドマンが言うたびにそういう奴らのなんの悩みも問題もなさそうなくだらない人生を一切否定してやりたくもなる。

人が嫌いであること、が悪い、みたいな風なことを散々言われてきて、そういう押し付けで俺の友達はどんどんダメになっていったんだから、そういう奴らにこそ積極的にヘイトを向けて突き刺していきたいし俺が救いたいのはそういうバカに傷つけられた愛すべき人間だけ。

 

ライブに来てくれる人は、ある人は頭空っぽにして聴いてカッケェ!カッケェ!って人もいて、それももちろんすごく嬉しい。

けど俺は救いを求めてる人にこそ響くような存在でありてぇなぁ!

 

とりあえず隣の部屋がうるさいから全力で壁を蹴った。

静かになったからお茶でも沸かそうかな。