エイミーは泣く

正直ただの雑記

8/21 俺は穏やかに暮らしたい

深夜から先輩にクソみたいなことを死ぬほど愚痴って、家にも帰れない、ねれないので一度試してみたかったワンカップ大関を飲んだ。

死ぬほどまずくて、俺は梅ヶ丘のよくわからない道端ではいた。

バイト明け、たいして眠れていなかったので、胃の調子が優れていなかったのが原因だろうけど、吐いたら吐いたで人間とは不思議なもので元気を取り戻すもんで、すぐに近くのよくわからないラーメン屋で朝飯兼晩飯を食った。

 

そろそろ家に帰りたいのだけれど、家に帰ってみてもギター弾くか煩わしい雑務をこなすかのどちらかなので帰りたくなくて、ひたすら新宿方向に小田急線をそって歩いてみることにした。

 

ベーシストが辞めた。

辞めた奴の「真剣にやります」を信じた結果だった。

「お前の物言いがきつい」とか「ちょっとは思いやったらどうだ」とか、しょうもない連中がしょうもないことを優しさだと履き違えて俺に行ってきたりもしたし、やめたあいつもあいつでやめたんだから非常にしょうもないやつだったなぁと思うし、ただそれを選んだのは俺であって、そこには確かに俺の過失っていうのもあるからもちろん凹んだが、そんなことも言っていられず、ライブを止めるわけにはいかないので、少ない知り合いやいろんな人にベースをやってくれないか、お願いをしているけど、うまくいかないものだなぁとも思う。

現状はサポートで乗り切るとして、今後、精神的に相容れない人間に無理してベースをさせるか、それとも現状の停滞を受け入れて何か惹かれる人間を待つか、岐路ではないでしょうか?

 

ちょっと歩いたところで朝日が昇って、俺は歩くのをやめて、どこかしらの駅の近くの公園に座り込んでまた酒を飲んだ。

酒を飲みながら鞄の中に入っていたヒルティの幸福論を読みすすめたのだけれど、幸福には一応、なりたいんだなぁとか、その辺の、俺のことをよく知らないバカに言われそうでやだなぁと思った。

人が届かないところにでも行ってしまいたいといつも考えるけれど、だから売れたいんですかね。

よくわからないです、よくわからないですが、例えば俺は対バンライブが嫌いです、対バンのバンドは敵だし仲良くしたくないし。

 

本読みながら過ごしてたら警察に声をかけられた。

いわゆる職質というやつだった。

声をかけられた直後は頭にきたしイライラしたが、いま鏡を見ると、バイト先で酔っ払った勢いで切った髪の毛が左右で長さが違って段々になっていた。

前髪はボロボロになったワカメの先端のようになっていて笑ってしまうほどだった、これで幸福論みたいな分厚い本をスミノフ飲みながら読んでる下駄を履いた奴がいたら声かけるよな、コンバース履いていけばよかった。

 

夕方、幾つかライブ出演の話をしていたライブハウスから返答のメールが来ていた。

6月現状のメンバーで、お世話になっている高山さんが店長を務めるキンクロで初めてライブをさせてもらって、9月までそこで幾つかライブをこなしてきた。

お世話になっている人が呼んでくれたからといって快適、なんていうことは全くなく、時折イラつくことも多々あったが、高山さんやケイタロウさんは(ひねくれてみれば、一人で東京上京してきた俺を惨めに思ってるから同情してるからなのか、それとも純粋な善意かは知らんが)カッカする俺の背中をさすってくれていたように思うし、非常に感謝している。

何回かのライブでメンバーもライブ慣れしてきて、ステージに対しても余裕が出てきた頃だったので、そろそろ一切コネクションのない外地に出向いてライブをすることも視野に入れていた。

ちょうど9月には作ったデモ音源(系統の違う3曲入り)が出来上がるので、これを持って挨拶にでも行こうかと思っていたところだった。

正真正銘、ここからが真の意味で戦いだし、甘く考えていい時代は終わり。

しょうもないやつを東京でライブをするようになって、何なら地元でライブを重ねていた頃から、それは有名なバンドだろうが無名であろうが、しょうもないやつを本当に腐るほど見てきて、そこに甘んじるわけにはいかないし、そこに甘んじたら俺の言っていることが全て嘘になるし、俺が嘘なわけがないと言わないと俺を作ってきた人間を否定することにもなるし。

とりあえずは9月、キンクロ閉店前のライブ、一生懸命。

 

ただラインで「〜はノルマ3万円だったぞ〜」って話をして「え〜高い!」なんていうメンバーに「いや普通はそれくらいだぞ...」とは言えず。

金は無くなるのは仕方がないけど、暮らしていけるくらいには金もいるよね、わかるよ。

 

早く穏やかに暮らしたい。

小高い丘の庭付き一軒家に家族でとは言わん。

ただ誰も近寄れないくらいになりたい。