エイミーは泣く

正直ただの雑記

10/3

唇にへばりついた口内炎に前歯がこすってじんわりと痛んで嫌な気分だった。

 

昨晩遅くに寝たのもあって少し遅めに起床した。

スタジオでずいぶん首を振ったせいか、首筋からその裏にかけて鈍痛が残る。

少々重たい体を引きずってテーブルの上の飲みかけのチューハイの中身を捨てて、足元に空き缶を放り投げる。

惰性で捨てる気にもならないゴミを床に放り投げるのが癖になってしまって、ずいぶんと汚い部屋になってしまっていた。

 

財布の中身を見て憂鬱になって、受からない昼間のバイトも高くつくスタジオ代や、腹なんか減らなければいいと思うほどに金をむしり取っていく食費も嫌になってしまう。

 

部屋の掃除をしていると、いふ区の山の中から1年以上前に下北沢でやった弾き語りのパスが顔を出した。

あの時はストレスもあったのか、少しイかれた自分に酔っていたのか、ギターを放り投げたり、天井にネックを突き立てたりしていた。

少し懐かしく思ったけど、1年前の自分が何を考えていたかは覚えていなくて、ただ、悲しかったのだけははっきりとしていた。

 

バイト求人サイトで見つけた飲食店のバイトに応募して二週間経ったが、未だ連絡は来ず、俺は見ず知らずのやつにすら拒まれるのか、と少し悲しくなった。

 

腹は問答無用で減ってしまうから悲しかった。