エイミーは泣く

正直ただの雑記

10/6

メンバー三名で一丸となっているバンドも、時に嬉しいことがあればまたそれを獲得するための苦痛も伴うもので、前日のスタジオはまさにそれだった。

 

曲のアレンジに苦心し、立ち回りやその他要求されることに憔悴し、それでもなんとか続けていけているように気合いを入れるの繰り返し。

 

しんどいならやめちまえ、と心ない誰かが言うが、しんどい以前に俺は、何か、言語では説明できないような感触が確かにあって、それが心地がいいから続けていけているのだ。

 

と、まぁ言葉にできないものは伝わるはずもなく、第三者の意思疎通の難しさのようなものには昔から悩ませられているのにもまた気づく。

この程度のことは悲しくも何ともないが、溜まった洗濯物やからになった財布を見て悲しくなることはたくさんあるので、まぁなんとも情けない。

 

ゴミ出しに向かう最中に、足元にタバコの吸殻が転がっていた。

ついでだし、と吸殻を自分の袋に収めてみる。

 

日々曲を書くときの、あの、いろんなやつの遺骨を拾う感触に似ていた。

言葉では説明できないから伝わらないだろうが。